警備員の求人応募で残業時間を確認する方法
新型コロナウイルスが影響を及ぼしている世の中では、その雇用状況に厳しいものがあります。働き盛りの人や若年層の方々には本当につらい情勢ですが、その中でも警備員の仕事はシニア層でも活躍できます。人手不足のため求人は途絶えませんが、この職種は社会貢献にもつながる尊い仕事です。
警備員という仕事は世の中に必要なのか
たとえば大がかりな道路工事が行われるときや、スポーツ大会が開催され多くの人出が見込まれる場合などでは、必ず警備を行って安全を保たなければなりません。工事をする際には、警備員を手配することが義務付けられているのです。
警備員を配置せず道路工事を実施すると通行人や近所に住む方々、また車や自転車を運転する人たちに多大な迷惑をかけることになります。同時に人や車の交通を制御できなくなり、大変危険な状況になってしまうことも考えられます。
こうなると社会問題化してしまい、社会のルールや統制を取ることができなくなり、混乱をきたしてしまうでしょう。警備員の役割は、交通誘導の業務を行い一般車両や歩行者の安全を守ることが大前提であり、車や人へ適正な誘導を行って事故を発生させないようにし、交通渋滞を防ぐという社会的に大きな役割を持つ仕事です。
そこで誘導ミスをしてしまえば、交通事故や渋滞を発生させてしまう可能性があります。シニアの方でも働くことができるといっても、その重要性を考えなければなりません。
警備員の働き方を考える必要性
ひとくちにこの仕事はさまざまな種類があります。ただ、その底辺に流れている重要な使命は人々の命を守ることです。この重要な役割を持つ警備員の職種には1号警備と呼ばれる銀行や病院、ショッピングセンターなどの施設警備に加えて、2号警備という交通誘導警備、また現金や私たちの暮らしに欠かせない大切な産業資材の輸送、地位の高い人たちを守る身辺の警護などのさまざまな種類にわかれています。
どれも生活をするうえで、なくてはならないものです。しかしながら求人を見ると、どの警備会社も非常に勤務時間が長くなっています。これは社会や人々の暮らしを守る上で継続して監視などを行っていかなければならないことから、勤務時間が長くなる傾向にあるためです。
その中でシフト制をとっている場合が多く、警備員の人たちの健康を守り体力を消耗しないようにしています。シニア層だけではなく若年層が働く場合でも、シフト制勤務であれば安心して働くことができます。
警備員の求人における残業時間の確認方法
前述したように警備の仕事でも日常的に人手不足になっており、一人が数々の現場を掛け持ちする場合があります。景気がよくなり経済活動が活発になればなるほど警備員の求人は増加していきますが、それにともなって残業も増えることが考えられます。
シフトがまったく回らなくなってしまうと残業になり、1ヵ月で60時間を超えた場合は時給に25%割り増しされた残業手当がつきます。警備員の仕事の求人に応募する際、その残業代が付くかどうかを確かめておく必要があります。というのもこの仕事は一般的なサラリーマンの勤務と違い、特殊な勤務となっているため、残業代の算定でわかりにくい部分があるのです。
残業代が発生しない場合だと、警備の業務と業務の間に待ち時間があり、ひたすらに時間が過ぎていくのを待つしかありません。このような場合には残業手当は発生しないので、応募する前に残業代が発生する条件をしっかり確認したほうがよいでしょう。
警備員は昼夜を問わず勤務しなければならない職種です。しかし人々の命を守り、地域に貢献できるという大切な任務を果たしています。体力的にきつい場合もあるので、きちんと待遇や条件を確認しましょう。実際に働く際は、重要な役割であることを認識したうえで、業務を行うことが大切です。